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チェロ弾きの平日~日々の記録とひとりごと
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さっき急に思い立ったネタを、つい書いてしまった…大学オケパラレルです(意味不明)。ご興味ある方は、つづきからどうぞ。

むかーし書いたくだらない日記を掘り起こしてみたけれど、リザちゃん以外のメンバーは昔考えていた楽器と一緒でホッとしました。リザちゃんがオーボエでどうしようかと思った。2ndヴァイオリントップにしたかったけど、そこにはフュリーをいれたかったので、リザちゃんやっぱりオーボエで。でもオーボエ、ようわからん。
あ、今気づいたけどファルマンが出てこなかったorzファルマンはファゴットのはず。

私だけが楽しいネタ。オケ知らない人にはちんぷんかんぷんなネタ。あ、でも最近はのだめ知っている人が多いから、大丈夫かなぁ。オーボエは黒木君の楽器ですよぉ。

って、ほんと、すみません。
--
拍手ありがとうございました♪


「げぇ、次の定演の指揮者、またシラサギのオヤジなの?」
 部室外の掲示板に貼りだされた張り紙を見て、羽木は舌を出しながら叫んだ。背中に背負ったトランペットのケースが、その振動で大きく揺れる。
「イヤなんだよなぁ、あのオヤジが来ると、コンマスが暴走するし」
 通称・シラサギ――本名・白鷺(はくろ)は、国内のアマチュアオーケストラの指揮者としてかなり有名な人物である。羽木がいる東方大学の音楽部管弦楽団でも、何度も定期演奏会の客演として呼ばれている、定番指揮者になっている。
 だが現コンサートマスターである増田との相性は、めっぽう悪い。相性というより増田が一方的に嫌っているだけなのだが、そんな増田におそらく白鷺側もやりにくく思っていることだろう。
「確かにあのオヤジ、アマオケには分りやすい指揮を振ると定評だが、音楽性でいけば二流もいいトコだな」
 決して大きくはない背丈で自分よりもはるかに大きく見えるチューバを担いだ振田が、頷く。ただし、単純に羽木の意見にだけ同意しているという訳ではなさそうだ。そんな詐欺まがいの指揮という意味を含めて『シラサギ』という通称がこの学校のオケ部で付けられているのだから、白鷺を苦手としているのはおそらく増田だけではないだろう。
「おい、オマエどっちの味方なんだよ」
「そりゃ、コンマスが暴走されると困るが」
 オーケストラの要は指揮者ではない、コンサートマスターだ。コンマスが指揮者からの指示を受け取り、コンマスが各パートのトップに指示を出し、各奏者が指示を出されたトップを見て演奏する。極端な話、指揮者がどんなに下手でも、コンマスがしっかりしていればオケは成り立つ。逆にいえば指揮者を馬鹿にしたコンマスが暴走してしまうと、未熟なアマチュアオケでは皆がついていけず、音楽が崩壊しかねないのである。
 それでもコンマスの気持ちもわからなくはないから、暴走するなら暴走しろとも振田は思ってしまうのだ。実際のところ、音大でもない東方大学の中でこんな暴走ができるのは、プロ並のヴァイオリンの腕を持ちながら「俺のやりたい事は、別にヴァイオリンじゃない」と音楽とは全く関係のない大学に進学した増田くらいしかいないだろう。
「こりゃ、オーボエトップに期待かなぁ。ちゃんと止めてくれるといいけど」
 オーボエの美人トップ・鷹目は、きっちりとした性格のいかにもオーボエ奏者らしいオーボエ奏者だ。実は増田の幼馴染だという彼女は、管楽器のセクションリーダーを担うとともに、時折暴走する増田の歯止めとしての役割も担っている。きっちりとした性格の持ち主なだけに、増田の暴走はどうにも我慢できないらしい。例えそれがゲネプロの真っ只中でも、暴走し始めた増田にリードケースを投げつけて止めた経験がある。オーボエ奏者にとってリードはある意味楽器よりも大事なものだから、それを投げつけるとはよほど我慢ならなかったのだろう。
「冬李…じゃ止められないよな、冬李もかわいそうだよなあ」
 2ndヴァイオリンのトップである冬李は、ヴァイオリンの腕はそこそこあるものの(元々ヴァイオリンという楽器は子供のころから習っている人口が多い楽器なので、普通大学でもそこそこ上手い人は結構多い)、如何せん人に強く言えないタイプなので、増田が一旦暴走すると止められないまま巻き込まれてしまう。パート練習でも、毎回増田に振りまわされて苦労しているのだ。パートリーダーになってからというもの、冬李が胃を押さえていない日はない。
「大体、誰だよ、こんな指揮者に決めたのは!」
「顧問だろ?面白がってんだぜ、絶対」
 音楽部の顧問である倉満は、音楽部のOBだ。自身もまた、昔、同校のオーケストラで采配を揮っていた経験がある。だからこそ、この白鷺と増田のやり取りを一人傍から面白がっているに違いない。本来なら学生自身が決めるはずの客演指揮者を、今回は勝手に決めてしまった。
「はー、まったく。そういう決め方すんなって」
 羽木はがっくりと肩を落とす。本来あまり口出しすることのない顧問が時折出してくる意見は絶対、こればかりは文句が言えないから困る。文句が言えないのをわかっているからこそ、こういうことをするのだろうが。
「まぁ、なるようになれ、だ」
 振田は羽木の背中をポンとたたき、行くぞ、と声をかけると、二人は指定された練習部屋に向かっていった。


--
『きりとも』でも『東のほう』でもない、東方大学です。音大じゃないらしいですよ。

*コンサートマスター(コンマス)…1stヴァイオリンの一番偉い人(違)が担う、オーケストラ全体のリーダー。客席から見て左側、ヴァイオリンの一番前の客席側に座っている人。役割は本文の通り。
*トップ…各パートの一番偉い人(だから違)。弦楽器では一番前方に座っている。
*ゲネプロ…ゲネラルプローベ。通し稽古。
*2nd…セカンドヴァイオリン。オーケストラには1stヴァイオリンパートと2ndヴァイオリンパートがあります。

羽木→ハボック、振田→ブレダ、白鷺→ハクロ、増田→マスタング、鷹目→ホークアイ、冬李→フュリー、倉満→グラマン

ちなみにオケの基本パート(楽器)は【弦楽器】1stヴァイオリン、2ndヴァイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバス【木管楽器】フルート、クラリネット、オーボエ、ファゴット【金管楽器】トランペット、ホルン、トロンボーン、チューバ【打楽器】打楽器。曲によってハープやピアノ、パイプオルガン、チェレスタ、大砲(マジで。空砲だけど)などの楽器が加わります。あれ、チェレスタってひょっとして打楽器でしょうか?>Mさま
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