チェロ弾きの平日~日々の記録とひとりごと
昨日は拍手、感想コメントありがとうございました。読んでいただけたようで嬉しい限りです。楽しんでいただけましたでしょうか?
さて昨日の続きを載せます。もう少し校正したらサイトにupするつもり。つづきよりどうぞ。
このSSSはすてきなポストカードとメッセージをくださった星夜さんにささげます☆
…ってもう1ヶ月以上も経って何をいまさらって感じですけど。でも星夜さんにお会いしてお話伺うまで、白×白にこだわりすぎて何もイメージがわかなかったんだもん…(汗)
さてさて、ロイアイ脳も復活…っというか執筆意欲が復活なんでしょうかね。とりあえず筆が動くうちにいろいろ勧められたらいいと思っています。
あと執恋の方もやっていきたいな。っていうか、課金していいですかwww(さすがに何千円単位ではむりだけど、今までためてきたポイント分とかでさー)
最初真壁ルートで堪能して、今は中岡ルートなんですが、いろんな人をプレイすると展開が全然違って、面白い。全員やらなければやっぱり全体の世界観がわからないんでしょうかね。っていうか中岡さんがメインだと思うので、この人最初にやるべきだったかなあ。
…でもさ、真壁さんは毎日頭が真壁さんでいっぱいになったけど(笑)、中岡さんはあっさりしてるんだよなぁ。この人、元々いい人でおわっちゃいそうなタイプだしなぁ…かっこいいとは思うけど。
年少組はイマイチと思っていたけど、中岡さんがいろんな人とかかわるせいか (というか真壁さんがかかわらなすぎか)結構性格が見えてくる。大木君と高口くんはありかとおもった。でもどうやっても瞬君はないわーと思ってしまった基本的に年上好みの藤丸さんでした(だって主人公より年下だよね?)。
さて昨日の続きを載せます。もう少し校正したらサイトにupするつもり。つづきよりどうぞ。
このSSSはすてきなポストカードとメッセージをくださった星夜さんにささげます☆
…ってもう1ヶ月以上も経って何をいまさらって感じですけど。でも星夜さんにお会いしてお話伺うまで、白×白にこだわりすぎて何もイメージがわかなかったんだもん…(汗)
さてさて、ロイアイ脳も復活…っというか執筆意欲が復活なんでしょうかね。とりあえず筆が動くうちにいろいろ勧められたらいいと思っています。
あと執恋の方もやっていきたいな。っていうか、課金していいですかwww(さすがに何千円単位ではむりだけど、今までためてきたポイント分とかでさー)
最初真壁ルートで堪能して、今は中岡ルートなんですが、いろんな人をプレイすると展開が全然違って、面白い。全員やらなければやっぱり全体の世界観がわからないんでしょうかね。っていうか中岡さんがメインだと思うので、この人最初にやるべきだったかなあ。
…でもさ、真壁さんは毎日頭が真壁さんでいっぱいになったけど(笑)、中岡さんはあっさりしてるんだよなぁ。この人、元々いい人でおわっちゃいそうなタイプだしなぁ…かっこいいとは思うけど。
年少組はイマイチと思っていたけど、中岡さんがいろんな人とかかわるせいか (というか真壁さんがかかわらなすぎか)結構性格が見えてくる。大木君と高口くんはありかとおもった。でもどうやっても瞬君はないわーと思ってしまった基本的に年上好みの藤丸さんでした(だって主人公より年下だよね?)。
■■■つがい その2
朝のさわやかな日差しが差し込む東方司令部の廊下を、ロイは副官と二人で歩いていた。まずは各方面への挨拶回り、そしてここを拠点として、これから彼らは彼のイシュヴァールの地へと旅路に就く。懐かしく馴染みのあるこの雰囲気を味わうのは、あと数日のみ。これからの事を考えれば、心の休暇をとれる少しの間とも言えるだろう。
今日の朝一番はここの司令官の一人であるハクロ准将への挨拶だった。相変わらずの嫌味な御仁はロイが同階級になったことについてたいそうご不満な様子であったが、これからイシュヴァールに赴き反政府民族との交渉を進めていかなければならないことについては、愁傷な様子で激励の言葉を駆けてきた。まあそれなりに一般常識はあるのだなと苦笑を洩らしつつも、馴れた気安さがロイの心を和ませていた。
そんな考え事をしているうちにロイは後ろから聞こえてくる足音の均一なリズムが止まったのに気付き、振り向く。すると己の副官が、立ち止まって窓の外を見ていた。その表情は、いつも職務時間中に見る引き締まったものではなく、ほんのりと頬を染めた素の彼女に近いもの。
「どうした?」
「……いえ」
ロイの問いかけに、「失礼しました」と彼女は歩き出す。だが、彼女の見ていたものが気になって、ロイはその窓から外を伺ってみる。
そこに見えたのは、木の枝に停まる白っぽい鳩と、灰色の強い鳩の番いだった。2羽の小鳥はお互いの毛繕いをしている。鳩の番いなどどこにでも見る光景であるが、2羽だけでここまで仲睦まじい姿はなかなか見ることができない。これから巣作りでもするのだろうか。そういえば、鳩は一夫一妻制だという。この2羽はこれから先も寄り添って生きていくのだろう。
そこまで考えて、ふとロイは昔を思い出した。彼の古い屋敷で、あの小さかった少女は、小鳥の番いに自分の未来を重ねていた。父親と二人で住んでいるはずなのにいつも一人ぼっちの少女は、希望を未来に託していた。ほんの些細な、けれども忘れられない思い出だ。
彼女がそれを覚えているかどうかは分からない。けれども、こうやってリザがロイといっしょにいる場面で、また鳥の番いを見ることになるのは、縁でもあるのだろう。
ロイは口元を緩めて、先に行ってしまった副官を追いかける。このことについて声をかけたら、どんなふうに帰ってくるのだろう?頬を染めるか、それとも素知らぬ顔で返してくるか。
その答えが知りたくて、ロイは少しばかり意地悪な質問を、リザに投げ掛けた。
「なあ中尉、」
君の伴侶は見つかったのかい、と。
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