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チェロ弾きの平日~日々の記録とひとりごと
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ようやく幼稚園が始まった!と思ったら、たった一日で3連休。なんだかな…
そんな感じで相変わらずスローペースでのスタートです。

年末にスマホが壊れてしまい、データが全部吹っ飛んでしまいました。年明けにDOCOMOから連絡いただくも、データ復旧でき無かったとのこと…かろうじて8月にバックアップ撮っていたのですが、その後のメールやら連絡先やらが全部紛失してしまいました。これから引き継ぎあるのにどうするんだ私…
でもとりあえず送ったメールは相手には残っているはず!と楽観的に考えるようにしたいと思ってます。とりあえず8月まではバックアップとっておいてよかった!皆さんもお気をつけてくださいね。

そんな感じですが、最近ちょこちょことネタを思いつくようになってきました。ようやく頭が再起動したかな?
でも薄桜鬼のパラレルばっかりなんですよね。本編が途中で止まっちゃってるから(涙)
どうもPS3は立ち上げるのが大変で、なかなかできないんですよ。
洗濯物たたみながらとかご飯食べながら自動で流していくことができるのはいいんですけどね。
もうすぐSSLも出ることだし、本気でPSVitaの購入に踏み切ろうかなと考えている次第です。
本当はPSP買おうと思ってたんだけどね~。遊戯録とかやれないし。
PSVitaにも移行してほしいなぁ…

アニメも黎明録が途中で止まってるので、最後まで見たいです。旦那に頼もう。レンタルDVDのカード持ってないからw

ということで、以下薄桜鬼パラレルです。山南さんが書きたかったの(笑)
珈琲店パラレルです。コーヒー豆を自分で挽くようになって、いろいろ思うとことがあったので。
執恋で書いてもよかったかなと思ったんですが(コーヒーと言えば中岡さん!)、薄桜鬼山南さんで思いついたので、そっちで。
とりあえず前半、さわりだけですが、続きも書いている途中なので、出来次第upします。
あ、完全パラレルなので、薄桜鬼知らなくても読める気がします(笑)
--
拍手ありがとうございます♪






 一面真っ白の雪の世界。しんしんと振り続ける雪の寒さの中で先ほど千鶴が見たのは、閑散としたキャンパスと、本日すべての講義の【休講】の文字だった。すべきことを失い立ち尽くしていた千鶴は、やがて新しく降り積もる雪を踏みしめて元来た道を歩き出す。
 家から学校まで約二時間以上、徐行運転の電車を乗り継いでやっとの思いで学校にたどり着いたのに…そんなことを思いながら歩いていると、一軒の店から香ばしいコーヒーの香りが流れてくるのに気付いた。そこは普段は素通りしてしまうような、一介の女子大生とは縁遠い老舗の珈琲店だ。だが今の千鶴にとっては、そこはまるで幸せの館のように感じられた。千鶴はその香りに導かれるようにして、無意識のうちにその扉を開いた。


「いらっしゃいませ」
 昔ながらの喫茶店という外側の印象の通り、扉についているドアベルがカランカランと音を立てた。それと同時に、奥から物腰の柔らかい声が聞こえてくる。
 カウンターに立つのは、老舗という割には若い印象の、背の高い眼鏡を掛けた男性。にっこりと笑顔で「お好きな席へどうぞ」と千鶴に声を掛ける。

 まだ午前の早い時間のせいか、他に客は誰もいない。この大雪だから、なおさらだろうか。普段一人で喫茶店など入ることのない千鶴は、好きな席と言われて困惑する。店員に救いを求めるように目を向けると、彼は窓際の二人掛けのテーブル席を視線で合図した。

 千鶴は示された席に腰を下ろす。すると、カウンターに立っているのとは別の、こちらもスラリと背の高い男がメニューと水の入ったグラスを持って現われた。こちらはかなり顔立ちが整っており、どこぞのモデルかと思うような容姿をしていたが、あまり愛想の良い方ではないらしい。先ほどのカウンターに立つ男に比べ、笑顔の一つもない。しかし、醸し出されるオーラのようなものに圧倒され、千鶴はコートも脱がずに椅子に腰を下ろすと、渡されたメニューを慌てて開く。

 だが、残念なことに千鶴はそのメニューに書かれている内容を、全くと言っていいほど理解することができなかった。香りに惹かれたとはいえ、実は千鶴はコーヒーが苦手だ。だからというわけではないが、千鶴がすぐに思い出せるコーヒーの種類と言えば『ブレンド』と『アメリカン』、『ホット』と『アイス』、それに『カフェオレ』、『カフェラテ』くらいだ。それなのにこのメニュー表ときたら、そういった分類では書かれていない。コーヒーの産地と銘柄だろうと思われる名前がずらずらと並んでおり、ブレンドコーヒーでも何種類もあって、どれがどんな珈琲なのかさっぱりわからない。かろうじて、最後の方に理解できる『紅茶』『ホットココア』『オレンジジュース』の文字が書かれている。

 軽い目眩を感じて、千鶴は目を閉じ、メニューを持つ手にギュッと力を込めた。いっそ紅茶を頼むという手もあるが、この店はコーヒーを嗜まない千鶴でもその名をよく耳にする、近隣では有名な珈琲専門店だ。この状況で紅茶を頼めるほど、千鶴は神経が図太くない。
悩んだ挙句、普段はおとなしいくせに妙なところで思い切りのいい千鶴が取った行動は、店員に聞くということだった。
「あ、あの、コーヒーが苦手でも飲みやすいのって、どれですか?」
「は?」
 言ってから千鶴は後悔した。目の前の店員が瞠目している。カウンターの方を見ても、また同じように吃驚した面持ちだった。

 しまった、と思ったときにはもう遅い。席の隣に立つ店員の眉間にしわが寄る。
「コーヒーが苦手なのに、ここに入ったのか」
 言葉こそ強いが、呆れた顔をして男が溜息を吐く。その様子に千鶴はいたたまれなくなって、慌ててメニューをテーブルに置くと、荷物を手元に寄せる。
「す、すみません。コーヒーは苦手なんですけど、いい香りにつられて、思わず入ってしまったんです。本当にいい香りで!」
 一応は訴えてみるものの、店員の視線が痛い千鶴は、その場に俯いてしまった。

 すると、カウンターの方から「土方君」と静かに男を戒める声がする。
 千鶴が恐る恐るそちらの方を見ると、カウンターで先ほどの店員が手招きをしていた。
「お嬢さん、どうぞこちらの席へおいでなさい」
「山南さん!」
 もう一度『土方』と呼ばれた店員に目を移すと、彼は渋い顔をしていた。しかし、『山南』と呼ばれた――立場上こちらの方が上らしい――カウンターの店員は、笑って頷く。すると『土方』は今しがた置いたグラスとメニューをお盆に回収した。そこで千鶴ははたと気づいて、荷物を纏めてカウンター席へと移動する。
「申し訳ありません。彼は、根は優しいのですが、少々口が悪くて」
「あ、いえ、大丈夫です」
 恐縮する千鶴に、山南は先ほどと同様、優しく笑いかけた。だが、土方を見る目はちっとも笑っていない。一方の土方はというと、いかにも面倒くさそうに今度はグラスだけを千鶴の前に置くと、カウンターの中へと入って行った。
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藤丸しゅん
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ノーマルCPで二次創作中。ロイアイ、真剣赤黄、執恋真壁・中岡・樫原・大木、薄桜鬼土千がメインになることと思われます。
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