チェロ弾きの平日~日々の記録とひとりごと
こんばんは、藤丸@ただいま1:15AMです。
またもや遅刻しましたが(大体遅刻の原因は子供が昼寝しすぎて夜寝付かなかったとか、旦那に邪魔されたとかそんな理由)、ロイアイSS、こちらにupしておきます。
鋼の世界はバレンタインはないので(と藤丸は言いきる。いや、牛先生も言ってたし)、ただ単純にチョコ話になっただけですが、これならバレンタインを逃しても問題ないであろうという内容で頑張ってみました(違)
…なんかロイアイじゃないのばかり書きすぎて、文体がおかしいです。あまり鋭い突っ込みはしないでくださいませm(__)m
続きよりどうぞ。
あ。本日(日付は昨日か)MRIを撮ってきましたが、まったくもって異常なしだそうです。むしろ年齢的な不具合もなく、模範生だとのこと。
…じゃあ、なんで手がしびれてるんでしょうねぇ。謎。ただのムチウチなのかな?しばらくはリハビリとビタミンB12で様子見です。
あ、でも首はも反省ですが、腰はヘルニア気味です。決して健康優良児ではない模様orz
またもや遅刻しましたが(大体遅刻の原因は子供が昼寝しすぎて夜寝付かなかったとか、旦那に邪魔されたとかそんな理由)、ロイアイSS、こちらにupしておきます。
鋼の世界はバレンタインはないので(と藤丸は言いきる。いや、牛先生も言ってたし)、ただ単純にチョコ話になっただけですが、これならバレンタインを逃しても問題ないであろうという内容で頑張ってみました(違)
…なんかロイアイじゃないのばかり書きすぎて、文体がおかしいです。あまり鋭い突っ込みはしないでくださいませm(__)m
続きよりどうぞ。
あ。本日(日付は昨日か)MRIを撮ってきましたが、まったくもって異常なしだそうです。むしろ年齢的な不具合もなく、模範生だとのこと。
…じゃあ、なんで手がしびれてるんでしょうねぇ。謎。ただのムチウチなのかな?しばらくはリハビリとビタミンB12で様子見です。
あ、でも首はも反省ですが、腰はヘルニア気味です。決して健康優良児ではない模様orz
「馬鹿ですか、貴方は!」
執務室に軍部では珍しい女性の声が響く。何事かと周りの者が一斉にそちらを見るが、いつものことかと確認すると、巻き込まれまいとすぐに各々の仕事に戻る。
そう、ここではこの声が響くのはいつものこと。大佐が副官に怒られるのは、異常ではなく、通常だ。それも大抵は、まるで夫婦げんかのようなくだらない内容だから、問題である。
今回の原因は、机の上に置いてあった小箱だった。中の物をこっそりロイがつまみ食いしていたのを、彼女に見つかったのだった。
「大佐、何をなさってるのですか?」
目敏い彼女は、その小箱を容赦なく開ける。すると、出てきたのは食べかけのチョコレートケーキだった。
「これは、この間のザッハトルテじゃないですか!」
作った本人が言うのだから、間違いない。休暇中に気が向いて作ったザッハトルテを、差し入れにと職場に持ってきたのは、確か先週のことだ。
「5日も前のものじゃないですか!まだこんなに残してたんですか!?」
「ザッハトルテは、保存食だろう」
「いくらアルコールが入っているとはいえ、素人の手作りですよ!少なくとも3日以内には食べきらないと、痛みます。お腹壊しますよ!」
ぬけぬけと保存食だと言いきるロイに、リザが実力行使で処分してしまおうと箱に手を掛けると、ロイが反対から抱え込んでそれを死守する。
「まだ5日だろ?戦場じゃこの程度当たり前だったし、腹など壊さん」
「ここは戦場じゃありませんし、これはレーションでもありません!」
気持ちを逆撫でするような台詞に、リザが爆発する。さすがのロイも、しまったと頬が引きつった。だがその程度のことで諦めるような男ではない。手はしっかり箱を握っている。
「大体、なんでこんなに残ってるんですか。いつもならさっさと食べきってしまう癖に」
確かにあの時、甘いものに目がない上司には少し多めに分けた。残業続きなのだから夕食までの繋ぎに食べてもらえれば、そんな軽い気持ちで置いといたのがいけなかったのかもしれない。
「ザッハトルテは好物なんだ」
それは知っている。比較的何でも食べる上官の、アップルパイに次ぐ好物。だから、リザはわざわざザッハトルテを作ってきたのだ。
「せっかく中尉が作ってきてくれたのを、一気に食べるのはもったいないだろう?」
決して手を放そうとしない、そしてさらりと爆弾発言を落とした男に、リザは溜息をついた。個こまで言われてしまったら、抵抗できない。仕方なく妥協案を掲げる。
「また作ってきますから。お願いですから、これは処分してください」
すると、意固地になっていた手はあっさりと離れ、それと同時に口元が緩む。
「それなら仕方がない。また新しいのを作ってきてくれたまえ」
正しい事を言っていた者が仕方なく折れ、ゴネていた者が得をする。世の中は非情なものだと耳だけを集中させていたギャラリーが思ったのは、言うまでもない。だが、黙っていればおこぼれを貰えるであろう彼らは、その犬も食わないような痴話喧嘩には決して関与したりはしないのだった。
執務室に軍部では珍しい女性の声が響く。何事かと周りの者が一斉にそちらを見るが、いつものことかと確認すると、巻き込まれまいとすぐに各々の仕事に戻る。
そう、ここではこの声が響くのはいつものこと。大佐が副官に怒られるのは、異常ではなく、通常だ。それも大抵は、まるで夫婦げんかのようなくだらない内容だから、問題である。
今回の原因は、机の上に置いてあった小箱だった。中の物をこっそりロイがつまみ食いしていたのを、彼女に見つかったのだった。
「大佐、何をなさってるのですか?」
目敏い彼女は、その小箱を容赦なく開ける。すると、出てきたのは食べかけのチョコレートケーキだった。
「これは、この間のザッハトルテじゃないですか!」
作った本人が言うのだから、間違いない。休暇中に気が向いて作ったザッハトルテを、差し入れにと職場に持ってきたのは、確か先週のことだ。
「5日も前のものじゃないですか!まだこんなに残してたんですか!?」
「ザッハトルテは、保存食だろう」
「いくらアルコールが入っているとはいえ、素人の手作りですよ!少なくとも3日以内には食べきらないと、痛みます。お腹壊しますよ!」
ぬけぬけと保存食だと言いきるロイに、リザが実力行使で処分してしまおうと箱に手を掛けると、ロイが反対から抱え込んでそれを死守する。
「まだ5日だろ?戦場じゃこの程度当たり前だったし、腹など壊さん」
「ここは戦場じゃありませんし、これはレーションでもありません!」
気持ちを逆撫でするような台詞に、リザが爆発する。さすがのロイも、しまったと頬が引きつった。だがその程度のことで諦めるような男ではない。手はしっかり箱を握っている。
「大体、なんでこんなに残ってるんですか。いつもならさっさと食べきってしまう癖に」
確かにあの時、甘いものに目がない上司には少し多めに分けた。残業続きなのだから夕食までの繋ぎに食べてもらえれば、そんな軽い気持ちで置いといたのがいけなかったのかもしれない。
「ザッハトルテは好物なんだ」
それは知っている。比較的何でも食べる上官の、アップルパイに次ぐ好物。だから、リザはわざわざザッハトルテを作ってきたのだ。
「せっかく中尉が作ってきてくれたのを、一気に食べるのはもったいないだろう?」
決して手を放そうとしない、そしてさらりと爆弾発言を落とした男に、リザは溜息をついた。個こまで言われてしまったら、抵抗できない。仕方なく妥協案を掲げる。
「また作ってきますから。お願いですから、これは処分してください」
すると、意固地になっていた手はあっさりと離れ、それと同時に口元が緩む。
「それなら仕方がない。また新しいのを作ってきてくれたまえ」
正しい事を言っていた者が仕方なく折れ、ゴネていた者が得をする。世の中は非情なものだと耳だけを集中させていたギャラリーが思ったのは、言うまでもない。だが、黙っていればおこぼれを貰えるであろう彼らは、その犬も食わないような痴話喧嘩には決して関与したりはしないのだった。
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