チェロ弾きの平日~日々の記録とひとりごと
友達が「1000字って難しい」といっているのを聞いて「一番燃える字数じゃんか!」と答えたのが数日前。
その後、ふと文章書きたいなと思って薄桜鬼の過去のSSファイルを眺めてたらこんなのが出てきたので、投下。
結局書いていないけど、まあいいや。
ちなみにこれで1200字ちょっと。
続き書こうかな?
--
拍手ありがとうございました。
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追記。
今まで閲覧オンリーだったpixivに初めて投稿してみました。
おそろしいのね、pixiv。
平日真昼間で1時間あたり閲覧数24。ガンガン増えていきます。
最近じゃ、開店休業中の拙サイトのカウンターは1週間で24カウントくらいだから(もっと少ないかも?)ひぃぃ、って感じです。
開店休業中なのにカウンターがまわってくれているのは本当にありがたい&申し訳ない気持ちでいっぱいです。
皆さま、ありがと~!!
その後、ふと文章書きたいなと思って薄桜鬼の過去のSSファイルを眺めてたらこんなのが出てきたので、投下。
結局書いていないけど、まあいいや。
ちなみにこれで1200字ちょっと。
続き書こうかな?
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拍手ありがとうございました。
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追記。
今まで閲覧オンリーだったpixivに初めて投稿してみました。
おそろしいのね、pixiv。
平日真昼間で1時間あたり閲覧数24。ガンガン増えていきます。
最近じゃ、開店休業中の拙サイトのカウンターは1週間で24カウントくらいだから(もっと少ないかも?)ひぃぃ、って感じです。
開店休業中なのにカウンターがまわってくれているのは本当にありがたい&申し訳ない気持ちでいっぱいです。
皆さま、ありがと~!!
微妙な距離のふたりに5題 お題配布元「確かに恋だった」
1.隣同士がいちばん自然
「あれ?今日はお小姓さん、一緒じゃないんですか?」
ある日の昼下がり、土方が自室で溜まっている書類と格闘していると、沖田が声を掛けることもなく障子戸を開いた。ちらりと目を向けてやると、沖田は何やら含みのある笑顔でこちらを見ているので、土方はすぐに目線を手元に戻す。
「アイツが小姓なのは、名目だけだ。何の用だ?」
「巡察の報告ですよ」
確かに沖田は浅葱の羽織を纏った巡察の様相であった。忙しい時分に沖田のこういう笑顔の相手はできるだけしたくないと思ったが、用件が用件だけにないがしろにすることができない。
土方は「そうか」と溜息を吐いて手にしていた筆を一旦硯に置くと、気分を切り替えるために湯呑みに手を伸ばした。だが、その湯呑みには底の方にほんの数滴の茶が残っているのみで、喉を潤すほどの水分量はなかった。
「あらら、お茶切らしちゃってますねぇ。お小姓さん、失格だぁ」
ケラケラと笑う沖田に、土方は顔をしかめる。
「だから、小姓じゃねぇんだよ」
いらつきを隠すこともなくドンと大きめな音を立てて湯呑みを置き、土方が沖田の方に体を向けたところで、開けっぱなしの障子戸の脇から「失礼します」という可愛らしい声が聞こえてきた。
「土方さん、お茶をお持ちしました」
「ああ」
土方からの返事を是として、つい今まで話題に上っていた千鶴が室内に入ってくる。
「千鶴ちゃん、ちょっと遅かったみたいだよ」
「え、ほんとですか?土方さん、すみません」
「いや、今ちょうど無くなったところだ」
先ほど沖田に対していたのとは随分違う声色で、土方は千鶴に接する。ちょうど手に触れていた湯呑みを千鶴に手渡し、そして千鶴の差し出した湯呑みを受け取ると、土方はそのまま口に含んだ。温度も濃さも申し分ない。
満足気な顔をしていたのか、緊張気味だった千鶴の表情が、ふっと和らぐ。
「お茶請け、こちらに置いておきますね」
そういって文机の上に置かれたのは、土方の茶請けとして持ってくるには少々珍しい羊羹。土方のわずかばかり眉を寄せたのに気付いた千鶴は、慌てて「近藤さんがお土産に買ってきてくださったんです」と付け加える。
「そうか」
口にしなくても返ってくる言葉に心地よさを覚え、もう一口茶を含む。すると沖田がニヤニヤとこちらを見ているのが目についた。
「沖田さんもどうぞ」
「うん、ありがと」
当たり前のように湯呑みを受け取る沖田の様子を見ながら、考えをめぐらす。
普段はこの部屋にいないはずの沖田の分があるということは。そして甘いものをあまり好まない土方に対しての茶請けが甘味であるということは、沖田が要求したということで。
――千鶴が来るのを知ってたんじゃねぇか!
知っていてわざと試すような言動を発した沖田に詰め寄りたいのをぐっとこらえて、土方はさらに眉間にしわを寄せながら沖田の報告を待った。
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しかしいつ書いたんだろう?(苦笑)
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